看護師の待遇、勤務形態

看護師イメージ

看護師は、夜間勤務などをはじめとして、ある程度不規則な勤務形態もあることを、頭に入れておきましょう。
その他、気になるのは収入や福利厚生の面。ここでは、看護師の待遇について、気になる点を取り上げます。

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看護師の収入について

看護師の初任給は、一般のOL(一般事務の場合)と比べ、比較的高いのが特徴です。
例えば、3年課程新卒者の看護師の初任給は、税込み総額で25万円を超えます。(平成11年民間病院採用の平均)

2005年の人事院調査によると、看護師の平均給与は33万7千円、看護師長は平均42万円、総看護師長では、
平均50万円の給与をもらっていますので、一般的な事務職と比べても、高い給与水準なのが分かるでしょう。

しかし、看護師としての職務の責任の重さや、夜間勤務などの長時間勤務などが含まれているので、「楽して高給」というわけにはいきません。

事実、収入面に対しては、ほとんどの看護師が「不満」を抱いているとの結果も出ています。
これから看護師を目指す方は、看護師としての職務のやりがい、誇りと、収入面での満足度を十分に考えることが大切です。

看護師の手当

看護師に「夜勤」は付きものです。この夜勤に対して「夜勤手当」が支給されます。
夜勤手当の平均は、準夜勤で平均3,506円、深夜勤で4,665円(社団法人日本看護協会調べ)となっています。
これについても、勤務時間に対する手当としては、十分なものではないかもしれません。

休暇について

「看護師は激務」。
こんなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、最近では週休2日の勤務形態を採用する病院も増えてきています。現在では、完全週休2日で勤務している看護師の割合が7割近くを占めているので、労働条件はかなり改善されてきているといえます。
この背景には、公務員の完全週休2日も影響していることと、優秀な看護師の確保が、病院側でも問題になってきていることもあるようです。

また、看護師として就職すると、「年次有給休暇」が与えられます。この有給休暇は、勤務する病院によってまちまちですが、
労働基準法に定められた有給休暇を、ほとんどの病院が採用しています。
その他、介護休暇や育児休暇も取得できます。

看護師の夜勤

看護師の勤務形態は、主に3交代制と2交代制があります。
3交代制の場合は、24時間を日勤、準夜勤、深夜勤の3つに分けたもので、
2交代制の場合は、日勤、夜勤の2つに分けたものを指します。

例えば、3交代制の場合、
日勤・・・・・8時から17時まで
準夜勤・・・17時から1時まで
深夜勤・・・1時から9時まで

というふうに、交代勤務になります。
交代のタイミングで、患者の状態や注意点などの「申し送り」を行います。

この夜勤は、看護師としては避けては通れないものかも知れません。
しかし、最近では看護師の激務の問題点や、患者との接触時間の低下など、様々な問題も抱えており、さらには優秀な看護師の確保という観点からも、できるだけ看護師の負担を減らそうとする動きもあります。
病院によっては、準夜勤や深夜勤の時間を減らしたり、交代時刻を少しずつずらしたりと、様々な工夫を凝らしているところもあります。